◎ 4足→2足変形型マシンランナー
(1983年)
いわゆる4足歩行型から2足歩行型に変形可能なMR。
単純に後ろ足が180度前方に回転する事で2足化する。中3末期か高1の1学期位、15歳頃の絵。
4足時の基本スタイルは、いわゆる「SW帝国の逆襲」に登場したATATスノーウォーカー的で、
(でも変形の都合上、前足幅が異常に狭いが)つまり、スターウォーズの4足兵器
(※特撮登場のロボットで4足でリアルに歩行する意味でエポックメイキングだった)と、
ウォーカーマシンの中間のようなものをマシンランナー系は目指していたんだと思う。
パーツ的にはほぼWM的(ガラバゴスとか)なパーツが多かったりします。
中央部分は大口径レーザー砲だと思う。(2021_5/13 15:46)
この間いろいろ入ります。

◎ DESS ・デスフィッター(初期設定)とラップガードの初期ラフ
(1983年)
中3からのB5サイズデザイン(1982~)の方にUPしている、クリッドG5アースファイターや、
デスフィッターの系列のデザイン。DESSというのは自分が当時作ってみたかったリアルロボットアニメで、
詳細はアイデア的な理由であまり書けないんだが、そもそも最近Upした「ロイド・ジョーカー」の世界観につながっている。
この主役メカデザインは、作品中に登場する小型主役機で、アースファイター系と併用して使用される。
頭のマークがG5アースファイターの肩マークと同じなので解ると思う。
初期ラフというか、80年代当時はプロ業界でもアニメ設定画は鉛筆描きまんまで完成というのが多かったので、
鉛筆描きだから完成してないじゃないか!!ってのは、当時的には業界内でも違うので念の為。
(ていうかこれの場合シャープペンだが)高1なのであまり装甲厚を考えてない絵だ;
ステレオスピーカーの付いたロボットってのが訳わからないが、多分マクロスとかあったからだろう。
主人公はこれに乗りながら、音楽をかけながら放浪する、という感じなんだが、
その辺も「ロイドジョーカー」のイメージまんまで、実際頭のヘルメットもタマゴちゃんの「ボーグやロイド」のイメージ。
あの縦長4つ窓の騎士的バイザーは78年頃からボーグやロイドで描いてたので、
自分的にはマクロスの一条輝などの方が後に感じるんだが、一応この絵では、
頭部にクレスタの付いたヘルメットで主人公を描いている。つまりボーグとかロイドの系統の主人公。
結局、この主人公の旅と似たような事をエルスタリオンとアンジェルはする、という話なんだと思う。
(まぁ、この話と「ロイド~」では、男女関係が逆転していると考えればいい)
基本的に当時マクロスが放送途中か終了した頃で、ボトムズ放送中という感じなので、
多分そっちのリアルロボットプラモ(モス●ーダやガル●オンなども含む)方向のデザインになっている。
描いた時期は・・・ボトムズのクメン編かサンサ編放送中だと思う。
ラップガードは後に「集積高層街の恋人たち」用の「少年のラップガード」で、一応完成するんだが
基本的にはこのコンセプトがずっと継続している。
つま先の可動補助アームとか・・・まぁ後のプラネットフレームにも使われるイメージって当時から変わらない。
(2021_5/15 14:05)


◎ オリジナルオーラバトラー・レムバイン
(1983年。※右上)
いわゆる当時色んな所で募集してたような「オリジナル~~」作品系で、いわゆる俺オーラバトラー。
描いたのはビルバインがテレビで登場したしばらく後で、主人公のショウの3台目のマシンという設定。
なので大体高1で、15歳頃に描いたもの。右上が決定稿。大阪在住期。
地元プラモコンテストにオーラバトラーバリエーションという事で出せるかも、と、
しかし描いてみて、パテを使う量的に予算が無い、などの理由であきらめたんじゃないかと思う。
左側からダンバイン・ビルバイン・レムバインと三つ並べているのは、つまり、
ダンバインとビルバインの進化過程を見るためで、結局その流れでレムバインはこういう頭になっている。
耳形状と、胸のパネルの締め方、足の爪の間のつま先や、
ふくらはぎ両側のブースターや背面部分にオリジナリティはなんとか出そうとしている。
デザイン的には、これも等身だけ制御、若干すれば、当時のテレビアニメに出てても全くおかしくない。
左のダンバインは多分模写ではなくて、プラモなども見ないで描いている。
(2021_5/11 11:03)
※ 描かれたのは、ダンバイン43話「ハイパー・ショウ」の放送(首都圏では12/3)直後。
それ以前にライバルのジェリルクチビが、オーラ力の暴走によってハイパー化、
ハイパーレプラカーンとして亜実体化するんだが、ショウの場合は精神性が突出し、亜実体では無かった。
自分はその放送を見た後、これはビルバインの変形システムが邪魔になったからではないか、と考えて
機体自体の変形機能をはぶいて基本的なオーラバトラーのシステムに戻ったこのレムバインを作った、という感じ。
実際には「精神性優先のハイパー化」という描写なので、単純巨大化しなくても間違いでは無いんだが。
ただ、変形機能は皆無ではなく、外付けウエポンと合体する事で飛行タイプにはなれる。
その機構については、あとで自分のオリジナルメカに使うと思うのでUPしません。
簡単にいうと、この機体は、ショウのハイパー化前提の機体です。
(描いた理由思い出したので、上の文訂正しました。)
※ なぜレムバインと名づけたかというと、パイロットのショウがこの機体に乗る時には、
レム睡眠状態(夢を見る浅い眠り状態)になって操縦をするからで、
その事でより機体との一体化が測れ、強い自我による暴走も防げるから。
それでも一体化し過ぎると戻れなくなるという危険もはらむ。
これは多分自分が「眠狂四郎」が昔から好きな剣士だからというのがあると思う。
当時受験戦争期で、睡眠学習とか割と流行ったんだよー(笑;) (5/13 9:16)
※※ こういうロボットやいわゆる「オリジナル~」系、最近でいう「俺●●系」などを当時は
普通にファンが多く描いていたりしたけれど、基本的にサ●ライズはガンプラなどロボメカについて自由改造などを
全国のプラモコンテストなどに許可容認しているので、こういう俺~系が当時から現在まで問題になった事は無いかと。(同 15:35)

◎ オリジナルオーラバトラー・リバ(猛獣系)
(1983年)
大体、ビルバインやレプラカーン、ボチューンなどがアニメで出揃った時に、いわゆる、
トラやジャガーなどのネコ型の猛獣系オーラバトラーはどうだろうと思ってデザインしたもの。
なので大体高1の2学期くらいではないかと思う。
それ以外は特に考えていないし形状から見て敵方マシンのような気はするけれど。
一応コクピット内ラフも描いたりはしている。これは上のレムバインより前のデザイン。
この頃には、この前年にサクラから発売されてたミリペンのピグマも使い始めてます。
初期のピグマは自分も使ってました。最近は別メーカー0.03mmになれちゃってるけど。
猛獣っぽさは出たと思うけど・・・ですね。
コンバーターが小さいのは、多分陸戦性能や格闘性能を重視してる結果だと思うんだが、
オリジナル感が少ないので、やっぱ脇キャラ用メカだなとは思う。
ただ、名前の「リバ」は気に入ってて、後のオリジナルHM「ブロッシェ・リバ」にも使われている。
(2021_5/13 16:06)

◎ オリジナルSF艦(オーラシップ風。)
(1983年)
これも多分ダンバイン放送当時に描いたSF艦。多分ダンバインたちが地上に出た頃に
自分だったらこんなの描くよなぁ、って事で描いたSF艦だと思う。
ただ、オーラシップと書かれていない。形状的に、ガンダムに登場したグレートデギンのような艦にも見える。
いずれにしてもゼラーナなどが近いかなと思ったんだが、類型がなぜか結局当時のアニメに見当たらない。
・・・まぁ、これも当時アニメに普通に出ててもおかしくないデザインだと思う。頑張ってるなぁ高校当時の自分。
・・・業界にまだ酷い事されてない当時だし、こういうデザイン提示も普通にしたいなぁ、と思ってたんだよね・・・
少年が希望を持ってるってのは大したもんだと思う。(もう絶対ありえないけどね。・・・遠い目;)
そんなわけで多分艦体色も赤系統の予定でデザインしたんじゃないかと思うんだが.
とりあえずこの艦を最大サイズとして考えて、2000年俺ガンの「ガンダム000」の敵メカの
「デスカイビー」系はデザインされている。
でも今にして思うと敵系艦にデザインを使うにはあまりによくできすぎているので、
全く別目的のオリジナル宇宙人用のオリジナル宇宙艦船用デザインに使おうと思ってます。
(2021_5/11 11:12 高1で15歳頃)
※ 多分オーラシップ系統のデザイン以前に、自分は80年に竹宮恵子さん原作のアニメ映画「地球へ・・・」を
映画館に観に行ってかなり感動した経験があるので、そのミュウの宇宙船系統というのが、
結構その後の自分のオリジナル系デザインにも影響しているのでは、とは思う。
ていうか結構生物的生命体的メカのラインはその辺から描いてるのでは。
シャープなのも好きですが。その両立とかがその後方向性としてバランス取るのが難しくなります。
まぁ今でも宇宙人やメカなど描きながらモデルさんのヌードも描くわけで、
そういう別の方向性や作品展開を同時に模索する、ってのは、少年期からなんですよね。
だって中学当時とかここまでの作品を描きながらピアノも習ってたわけで、
自分の中の音楽的(どちらかといえば女子的な?)方向性とかは、全部ピアノが吸ってたわけだけど
逆にピアノ教室をやめてからは、絵の方にそれが全部はけ口を求めたりするわけで。
それだって別々に色々な 表現活動の勉強 をしていたから、良かったのかもしれないし。
ていうか、これが本当に描きたいものなのか???ってのは、大体この頃から悩んでいたので、
「やっぱり描きたいものを描こう!!」という事で高校以降は、そういう方向性中心に模索する事になります。(2021_5/14 21:22)
このページの中学~高1頃の作品群で例えばオリジナルオーラバトラーなどは
基本的に漫研部活やクラスのこういうの好きな人々等には見せてはいるけれど、
もうこの頃タマゴちゃんはシガレットチョコなどを描いていたというのもあり
結局自分はオリジナル系なんだよな、って自覚はあったわけなんですよね。
アニメ業界で仮に仕事をするなら、年功序列があるから最初からオリジナルはやらせてもらえないだろうな、という
つまりリアリズムの問題で、バリエーション的デザインの練習もしていた、って事で、
でもオリジナルは描けなきゃ駄目だしそっちが本分だな、って自覚は小学当時からあったので・・・。
ただ、高1までの自分は「俺●●~」系であまり投稿はしてなかったので(受験期だったのもあり)
この頃に色々投稿してたらもう少し人生楽しかったかな、ってのはあります。(5/15 8:52)
つづくつづく(^^);;